GILGAME

ジャンル BPM 叙事詩 物語
  187 ORCUS 『断罪、宿命そして死神』

TRANCECORE 180 Abyssal Ocean 『海原の歌姫』

目が見えない少年は海に飲まれ沈んでいく。
綺麗な歌声が聞こえる。誰かが歌っている。
少年は歌声の主に助けられる。
その少女は海について語ってくれた。
少年はさらに海を見たいと願う。そして、自分の運命を呪う。
「あなたの病気を治すことが出来るものがある。
でも、どれだけの月日がかかるわからない…。」
少年は海を見る願いを少女に託し深い眠りに付く。

TRANCE 158 Ancient Ocean 『君が見た海』

少年が目覚めたとき
海は君から聞いたような綺麗なものではなかった・・・
海は汚れ異臭を放ち入ることさえ出来ない。
月日が流れ、海は変わってしまった。
君が見ていた海はもう・・・ここには無い・・・

  191   『砂の海に現れる』

  170   『闇の過ぎ去り』

  154   『闇夜に輝く光の果て』

老人の姿は月の明かりに照らされていた。
長い杖を持ち、長い白い髪、髭を垂らしている。
彼は空を船で渡っていた。
彼の持つ長い杖からは雷が静かに迸る。
それは容赦なく邪悪なもの達を襲い砕く。
邪悪なもの達の絶叫が闇夜の世界に木霊する。
体は朽ち果て感情は失われた。
彼らはもう生きてはいない。
彼らの罪はとても深く消えることは無い。
何も無くなった彼らに贈り物としてレクイエムを捧げよう。
もう、得ることができない『喜び』『怒り』『哀しみ』『楽しみ』と共に。
レクイエムが終わる時、老人の姿は無かった。
HARDCORE 200   『今は亡きバドガルの王』

この城から人の気配が消えて、もうどれくらいたったのだろうか?
機械の暴走により人が殺められ、王が消えた。
そして文明を失った。
残ったのは殺戮マシーンと機械城だけである。
昔の優しかった仲間の面影はもう無い。
今も時々聞こえる。
侵入者への処刑の音が。
大きな音を立て、サイレンを鳴らし、目的を果たす。
そうやって時が過ぎ去ってきた。
私は・・・それをずっと聞き続けている。
これからもずっと聞き続けるであろう。
私が目覚めるまでは・・・
TRANCE 148 ASTROL 『定められ、歪められぬ運命』

それは常に定められ、歪めることが出来ない。
絶対的な束縛により組み立てられ、絶対的な支配を誇る。
人は絶対的な支配に屈するのみ。
人はその理念を理解することさえ許されない。
無限に広がる彼方は何も語ってはくれない。
神により授けられた手段。
その運命を紐解く方法。
「ASTROL」
それでも極一部の片鱗を知るに至るのみ。
得られたものは真実とは限らない。
だが、人はその真実を信じ運命を突き進む。

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